西陣織 動画撮影
多くは分業化されている西陣織ですが、先日お邪魔した会社さんはほとんどの工程を自社で行っており、染めも織りも隣り合う空間で行われていました。
多くは分業化されている西陣織ですが、先日お邪魔した会社さんはほとんどの工程を自社で行っており、染めも織りも隣り合う空間で行われていました。
無鄰菴のお茶室にて撮影。
無鄰菴は明治・大正時代の政治家山縣有朋の元別荘です。
名前の由来は隣家が無かったからとのこと。なんだか人に言いたくなるエピソードです。
室内から結界石を見る。
風炉釜。風炉とは5月から10月に使われる夏の炉とのこと。
11月から4月は畳の下に備え付けられている炉を使います。
夏に風炉が使われる理由は、熱い炭の火を、お客さまからできるだけ遠くに離れた場所に移動できるからで、寒い季節にはお客様に炭を近づけ、 暖かい季節にはお客様から炭を遠ざけるおもてなしの心づかいが炉と風炉の違いのようです。
茶会には掛け軸や香合、お菓子などが一つのテーマに添ったものが散りばめられていて撮影しながらも考えるながら見るのがとても楽しかったです。言語化されたコンセプトを基に形を与えていくデザインの工程とよく似ています。
せっかく京都にいるのでお茶とかお花とか習ってみようかなと思いながら早5年が過ぎました。美しい所作と伸びた背筋をいつか手に入れたいです。
あんこづくりのブログ1回目。
デザイン事務所が何を血迷ったのかと思われるかもしれませんが、好きなものやことを少しずつ深めていこうと思い、書いて残そす試みです。
というのも、デザイナーとして様々な業種や年代のクライアントと関わっていると、プロジェクトが楽しくなるかどうか(成功するかどうかとも言えますが、それだと成功の定義にもよるので)はお客さん自身がその仕事をどれだけ好きか、もしくは興味を持っているかがすごく大切だなと感じています。それは前から思っていたのですが、最近そうやって仕事を楽しんでいる方々は複数分野に跨って深い興味を持っていることに気がつきました。
そこで自分(代表の畔柳です)は一体何が好きなのか、デザインはもちろん好きなのでそれ意外に深めたいものを改めて考えて出した答えが「あんこ」でした...!
いらん前置きが長くなりましたが、やることは色々な小豆を使ったあんこを作った写真をアップするという事だけです。
今までも普通にスーパーで売っている小豆を使って何度か作っていましたが、これからは生産地やグレードによる違いを楽しみながら作ろうと思います。
今回は令和1年産 特選 十勝産小豆を使って作りました。
水洗いした大豆。購入後冷蔵庫で2週間ほど放置していましたが、まさに綺麗な小豆色。
少し皮が残っている粒餡よりも豆勝ちな方が好きなので、いつも蒸す工程は省いています。
次回はとよみ大納言小豆を使って作ります。
撮影仕事終わりに京都市北区紫野にある今宮神社さんにお邪魔しました。
本殿のそばにある巨木がカッコ良いです。
彫金が美しい本殿の釘隠しの小さな錺金具と、東門の傍にある神輿庫の扉に取り付けられた大きな錺金具。
後者は今宮神社の神紋である右三階松が施されています。
境内から楼門ごしに今宮門前通りを見た図。
奥に見えるのは西陣の船岡山です。
このように神聖な雰囲気を出す工夫が各所になされています。神社仏閣は建築や景観づくりはもちろんのこと、そこに仕えている人間の所作を含めたルールによって、人々に求められる雰囲気を出し続けているんだと思います。長年のブランディングの成果とも言えるのでとても勉強になります。
帰りに門前であぶり餅をいただきました。美味しい。
久しぶりに見る外付けHDDに昔撮った写真がたくさんありました。
見返すこともなかったので自分でも覚えていないものもあり、人の写真をみているようで不思議な気持ち。
この時勢で遠くに行けないですが旅行した気分だけでも味わえます。
静岡県静岡市にあるヴォーリズ建築の国登録有形文化財 旧マッケンジー住宅の窓辺
ワシントン大学スザロ図書館
シアトル航空博物館