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2021.10

事務所紹介1

事務所を引っ越ししてから色々備品揃ってインテリア完成したら写真撮ろう、撮ろうと思いながら半年が過ぎました。
急遽知り合いからライカM(+ズミクロンM f2.0/50mm)を借りることができたのでテスト撮影として周りの環境含めて撮影してみました。事務所内散らかってますがあしからず・・・年内には完成させてきっちり撮影しようと思います。

事務所入口です。
アーティストさん、作家さんが入られる可能性を考えられており、作品搬入を想定して間口がとても広いです。

建物自体は元染色工場をリノベーションした建築で、弊社は2階の構造むき出しの部屋をお借りしています。

柱もそのまま使用しています。

建物は路地奥にあるのですが、その手前に町家があり現在工事中。
カフェになるようです。

ちなみにお部屋の方はまだ2部屋空いています。(2021.10.15 現在)

町家前から撮影。
奥に見えるのは三条商店街です。徒歩30秒くらいです。

3軒となりには武信稲荷さんがあります。
朝の木漏れ日も夕方も西日も気持ちのよい場所です。

はじめてライカMで撮影しました。
本体なのか、レンズの効果なのかわかりませんが被写体の立体感がすごいですね。レンジファインダーなので若干構図がズレるのも新鮮でした。


畔柳

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石版石

初めまして、スタッフの山浦です。

いきなりリトグラフをしようと思い立ち、デザインの仕事の傍ら京都のリトグラフ工房に通い始めて早3ヶ月。
私は石を使った印刷技法を学び始めました。


リトグラフは、版に化学反応を起こして、描いた絵を紙に転写する技法。
石を使った版画技法、その正式名称「石版石版画」。
「石」という言葉が2つも続いて、なんだかとても堅そうなお方…。

版に使う石はこんな感じ、重たいもので1つ 50kg以上。
厚みは大体10センチ程度。
新しく作品を作りたい場合は、石の表面を研磨で削り絵を消して作成するため、まだまだ使えそうです。
作家さんや学生さんたちはそんな自分の体重と変わらない重さの石も制作に使用します。

石によって形もさまざま。

先日完成した石版石の小さな作品。
結婚式に家族たちへ贈り、旅立っていきました。

ちなみにこの、京都リトグラフ工房のリノベーション設計したのは弊社のインテリアプランニングしてくれた「Kiiri」の家入さん。
京都リトグラフ工房は第9回京都建築賞・藤井厚二賞を受賞しています。
おめでとうございます。

なんで石で転写ができるの?という疑問のからくりは制作過程と合わせて、またお伝えしたいと思います。



山浦

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