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奈良は吉野、林材まつり

先日、撮影で奈良県吉野町で開催された林材まつりへお邪魔しました。

林材まつりとは、吉野の山々で育った杉や桧が、野菜や魚介類と同じようにセリにかけられていく、いわゆる原木市です。

振り子と呼ばれる市場の職員さんが1本ずつセリにかけていき、買い手が決まればベルを鳴らして次々と進んでいきます。

室町時代から続く原木市という営みの歴史を感じると同時に、
国産材が売れず日本の林業が衰退している現実にも思いを馳せ、
我々に何かできることはないのだろうか、と考えていました。

吉野杉の山へも案内して頂きました。
真っ直ぐ天に向かって伸びる吉野杉。

年輪が細かく均一で真っ直ぐな幹の吉野木材を育てるには、最低100年はかけるそうなのですが、その理由は江戸時代中頃から樽に加工するのに適していたからだそうで。

最後に吉野杉で作られた樽を使って代々醤油や味噌を製造している、梅谷醸造元さんへ伺いました。100年以上使われている吉野杉の大樽には、ちょうど麹に塩水を混ぜた諸味(もろみ)が仕込まれていました。

吉野町は水が綺麗で空気もとても澄んでいました。

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京丹波ラディッシュ 京こまり クラウドファンディング

ロゴデザイン、パッケージデザイン、パンフレットデザインなどビジュアル制作をお手伝いしている京丹波ラディッシュが、2022年11月からの市場出荷に合わせて、個人向けにプレミアム版「京こまり」をMakuakeで先行販売しています。
大粒でジューシーな実は、従来のラディッシュのような添え物ではなく、焼いたり、煮たり、調理することで食卓の主役になりうるような食べ応えです。
ご興味ある方是非。

写真は収穫の日の朝の畑周りの様子です。
早朝は霧が濃く、見通しは悪かったのですが、徐々に光が差してきて幻想的な雰囲気でした。

もはや霜がおりていました。

畔柳

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業務内容について

ポーラーデザインは結局何をメインで仕事しているの?とたまに言われます。
ポーラー「デザイン」と名乗りつつ、HPでは動画の実績が多いからか、混乱を招くようです。
ざっくり言うと、デザイン事務所と動画プロダクションの仕事の両方をしています。(ABOUTページにはこれを「動画制作とグラフィックデザインを軸に、ビジュアルデザインに関わる業務を行なっております。」と言っています)
一般的には「デザイン」は見た目の色・形を決定する作業と捉えられがちですが、弊社では「デザイン」をあらゆる問題の解決策だと考えています。
ですので、納品物がグラフィックデザインであろうと動画や写真、はたまた言葉やコンセプトなど無形のものであろうと「デザインの仕事」として捉えております。

実際のところ比率的にはグラフィックデザインと動画制作の案件がだいたい1:1くらいです。
どちらか一方がメインというわけではなく、両方同じくらいの熱量でお仕事させていただいております。

特徴としては、グラフィックデザインと動画制作で発注元が少し違います。
グラフィックデザインはクライアントからの直接案件が今のところ100%、
動画はクライアントからの直接案件と、デザイン事務所(などクリエイティブ関連の業種の方)からの発注で成り立っています。
このようにグラフィックデザインで考えると同業他社さんから動画制作の仕事を受注する機会も多いです。

いろいろと書きましたが、ご依頼内容によって臨機応変に対応いたしますので、まずはお気軽にご相談くださいませ。。

▼主な業務内容(FLOWページより抜粋)
動画制作、ロゴデザイン、ブランディングデザイン、CI/VI、写真撮影、グラフィックデザイン(名刺 / パンフレット / 封筒 / 紙袋 / ポスター / チラシ / 看板 等)、 サイン計画、ホームページ制作

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京田辺市 酬恩庵一休寺

京都府京田辺市の酬恩庵一休寺さんにお邪魔しました。
一休禅師が晩年を過ごされたことで「一休寺」の通称が知られるに至ったそうです。京都市内から車で30分ほどで行ける場所で、自然が豊かで静か、行くと長居したくなるお寺です。境内に宝物殿もあり、一休禅師の頂相も見られます。
紅葉も見事なので関西の方は是非。

写真は方丈庭園南庭にて。

畔柳

Category 神社仏閣

最近の選択

事務所用にハンガーフックを購入しました。
お店に行くまでは、なんとなくスッキリシンプルで全部同じもの、どちらかというと存在感を消す方向性(空間に馴染む)のものを買おうと思っていました。
しかしお店につくと色々な形のフックがあり、非常に迷いました。
考えているうちに、もはやフックじゃなくてもハンガーかけられたら何でもいいかと思い、ドアノブまで見る始末・・・
最終的にお店オリジナルの木のフック、小ぶりな真鍮のフック、ソビエト時代のビンテージフック、ドイツのビンテージのドアの取手の4つそれぞれ違うものを購入しました。

今回はプロダクトの話ですが、昨今インターネットで世界中のものを見られるようになったことで、皆が同じものを参照するので似たデザインが非常に多くなっているなあと思います。(そう思うのも、世界中の情報を閲覧できるようになったからかもしれませんが・・・)
あらゆるものが均質化していくことへのちょっとした抵抗と、これからのクリエイティブに対する思索が相まって「色々な形のフックを買う」に至ったのかもしれません。
そんな世界から飛び出せるようなクリエイティビティを磨いていきたい、とフックを見ながら思っています。

ちなみに購入店舗は京都・上賀茂にあるボルツハードウェアストアさんです。
フックもたくさんありますが、他の物も色々面白いものがあります。

畔柳

Category ブログ