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制作関連

西陣織 動画撮影

多くは分業化されている西陣織ですが、先日お邪魔した会社さんはほとんどの工程を自社で行っており、染めも織りも隣り合う空間で行われていました。

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無鄰菴 動画撮影

無鄰菴のお茶室にて撮影。
無鄰菴は明治・大正時代の政治家山縣有朋の元別荘です。
名前の由来は隣家が無かったからとのこと。なんだか人に言いたくなるエピソードです。

室内から結界石を見る。

風炉釜。風炉とは5月から10月に使われる夏の炉とのこと。
11月から4月は畳の下に備え付けられている炉を使います。
夏に風炉が使われる理由は、熱い炭の火を、お客さまからできるだけ遠くに離れた場所に移動できるからで、寒い季節にはお客様に炭を近づけ、 暖かい季節にはお客様から炭を遠ざけるおもてなしの心づかいが炉と風炉の違いのようです。

茶会には掛け軸や香合、お菓子などが一つのテーマに添ったものが散りばめられていて撮影しながらも考えるながら見るのがとても楽しかったです。言語化されたコンセプトを基に形を与えていくデザインの工程とよく似ています。

せっかく京都にいるのでお茶とかお花とか習ってみようかなと思いながら早5年が過ぎました。美しい所作と伸びた背筋をいつか手に入れたいです。

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実績写真撮影

弊社はデザイン事務所(グラフィックデザインと動画が一応メイン)ですが、たまに写真撮影単体でもお仕事させていただいています。その場合は私(代表の畔柳です)が撮っています。

学生時代はグラフィックデザインのゼミでお世話になっていましたが、スポーツカメラマンのアルバイトで色々教えていただいたおかげでカメラの操作が出来るようになりました。そこではカメラの操作だけでなく人物写真の撮り方、そして売れる写真はどういうものか(私がお世話になった写真事務所は大会の参加者にチラシを配り、直接写真を売る、というスタイルでした)というのを教えてもらいました。本当に学生時代に良い経験をさせてもらったなあと感謝感謝です。動画の撮影にも役立つノウハウが色々とあったので、あのアルバイトがなかったら自分はどうなっていたのかわからないです。多分実家に帰って燻っていたと思います。

ただ、デザイナーとして色々なスチールカメラマンさんとお仕事させていただくと、やっぱり餅は餅屋だな、と思うことが多く、特定の得意なジャンル以外は外注のカメラマンさんにお願いしています。光と影、素材の特徴を瞬時に捉えらえるスチールカメラマンさんとのお仕事はすごく勉強になります。

前置きが長くなりましたが本日は溜まっている実績をちょびちょびと掲載用に撮影しました。
今までフォーマットはだいたい同じで撮影していましたが、これからは出来る限り撮るものごとに写真自体のコンセプトを決めて撮影していこうと思います。
いつもお世話になっているカメラマンさんに協力いただきながら撮影しました。

いろいろ試行錯誤していたら最終カオスな状態になりましたが、
あれこれ考えながら体を動かして作るのは楽しいですね。

畔柳

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