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2020.06

京都府京都市 妙顕寺2

広くて屋根が立派な妙顕寺へ。
晴れた日の夕方4時くらいに行きました。

曇りの方が写真は撮りやすいとよく言いますが、それは光が雲で拡散されてディフューザーのような役割をするため、光と影のコントラストが強すぎずちょうど良くなることが多いからだと思います。

そういった写真(動画も)を撮りやすい状況は朝早く行けば狙った雰囲気が出ることが多いのですが、最近は昼間の陽が出てコントラストの強い状況下でもかっこいいと思える写真を探そうとしています。

でも、気づいたら薄暗くてコントラストの弱い方へなんとなく向かっている自分がいます...
まあそれも好きな撮影環境への理解が深まるのでよし。

Category 神社仏閣

京印象 田中文照堂

京都西陣にある田中文照堂さんに印鑑を作っていただきました。
あらゆる印鑑を、完全手彫りで制作されています。手彫りと謳われていても本当に手作業で制作しているところは実は少ないのだとか。

小さな印鑑の限られた範囲の文字や線の扱いはグラフィックデザインにも参考になる部分が多くお話していてとても勉強になります。

Category ブログ

西陣織 動画撮影

多くは分業化されている西陣織ですが、先日お邪魔した会社さんはほとんどの工程を自社で行っており、染めも織りも隣り合う空間で行われていました。

Category 制作関連

無鄰菴 動画撮影

無鄰菴のお茶室にて撮影。
無鄰菴は明治・大正時代の政治家山縣有朋の元別荘です。
名前の由来は隣家が無かったからとのこと。なんだか人に言いたくなるエピソードです。

室内から結界石を見る。

風炉釜。風炉とは5月から10月に使われる夏の炉とのこと。
11月から4月は畳の下に備え付けられている炉を使います。
夏に風炉が使われる理由は、熱い炭の火を、お客さまからできるだけ遠くに離れた場所に移動できるからで、寒い季節にはお客様に炭を近づけ、 暖かい季節にはお客様から炭を遠ざけるおもてなしの心づかいが炉と風炉の違いのようです。

茶会には掛け軸や香合、お菓子などが一つのテーマに添ったものが散りばめられていて撮影しながらも考えるながら見るのがとても楽しかったです。言語化されたコンセプトを基に形を与えていくデザインの工程とよく似ています。

せっかく京都にいるのでお茶とかお花とか習ってみようかなと思いながら早5年が過ぎました。美しい所作と伸びた背筋をいつか手に入れたいです。

Category 制作関連

あんこづくり1

あんこづくりのブログ1回目。
デザイン事務所が何を血迷ったのかと思われるかもしれませんが、好きなものやことを少しずつ深めていこうと思い、書いて残そす試みです。
というのも、デザイナーとして様々な業種や年代のクライアントと関わっていると、プロジェクトが楽しくなるかどうか(成功するかどうかとも言えますが、それだと成功の定義にもよるので)はお客さん自身がその仕事をどれだけ好きか、もしくは興味を持っているかがすごく大切だなと感じています。それは前から思っていたのですが、最近そうやって仕事を楽しんでいる方々は複数分野に跨って深い興味を持っていることに気がつきました。
そこで自分(代表の畔柳です)は一体何が好きなのか、デザインはもちろん好きなのでそれ意外に深めたいものを改めて考えて出した答えが「あんこ」でした...!
いらん前置きが長くなりましたが、やることは色々な小豆を使ったあんこを作った写真をアップするという事だけです。

今までも普通にスーパーで売っている小豆を使って何度か作っていましたが、これからは生産地やグレードによる違いを楽しみながら作ろうと思います。
今回は令和1年産 特選 十勝産小豆を使って作りました。

水洗いした大豆。購入後冷蔵庫で2週間ほど放置していましたが、まさに綺麗な小豆色。

少し皮が残っている粒餡よりも豆勝ちな方が好きなので、いつも蒸す工程は省いています。
次回はとよみ大納言小豆を使って作ります。

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