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海外旅

飛行機トラブル

ドイツ旅行記 15

今回で最後の旅行記です。
デュッセルドルフからベルリンへの移動はユーロウイングスを使いました。ベルリンからデッサウへの移動時間も考慮して朝イチのフライトです。全員着席して定刻通りにいざ出発、という時に機内アナウンスが流れました。ウォーターがどうかしたと言っています。吹雪いていたので、翼の可動部品が凍りついたのかなと思いました。しばらくすると、巨大なロボットアームを備えた車両が飛行機に近づき、翼の上面に蛍光オレンジ色の液体を吹き付け始めました。噴射機は、人の手で動かしているかのような細かな動きで翼を塗りつぶしていきます。スプラトゥーンで見たことがあるやつです。地面にも大量の蛍光インクが垂れています。翼が全てオレンジ色になると、今度は同じアームから蛍光黄緑色の液体が噴射されました。あれよという間に今度は翼が黄緑色に塗られます。2度塗りで完了のようです。ナワバリバトルは黄緑が勝利し、飛行機は1時間遅れで離陸しました。なお、飛び始めると雪や風で液体はみるみる取れて元の翼に戻りました。

畔柳

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ドイツ旅行記 14

滞在中は小雨が降っていることが多かったのですが、ドイツではほとんどの人は傘をさしていませんでした。アウターのフードをかぶっている人がほとんどです。時々傘をさしている人がましたが、それは必ず折り畳み傘でした。日本のように大粒の雨が降ることがそもそも無いようです。

ドイツではきっと、普通の傘は売れないだろうなと思いました。

畔柳

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カリーヴルスト

ドイツ旅行記 13

ドイツの名物の一つ、ソーセージのカレーソースがけをいただきました。デュッセルドルフの醸造所レストランでは、ポテトやザワークラウトとともに大きなお皿に盛られていました。友人曰く「お祭りの屋台での定番」とのことです。レストランでフォークとナイフを使って食べた時は屋台料理というのがピンときませんでしたが、ベルリン空港のフードコートで分かりました。紙のトレイにぷつぎりのソーセージ、大量のケチャップにカレー粉。ピックが添えられていてなるほどたこ焼き風です。ソーセージのみ、ポテトなしを選んだのですが、メニューには「アンチヴィーガン!!」とポップなマークが添えられていました。言わんでもええやん。

畔柳

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ドイツの犬

ドイツ旅行記 12

ドイツでは、犬を飼うためにはライセンスが必要だそうです。犬を幸せにできる人間だけが、犬のパートナーになることができます。街中で散歩中の犬をよく見かけましたが、大型犬が多いようです。レインウェアを着ている犬、リードをつけずに揚々と歩く犬、人間と並び同じペースで黙々と歩く犬、信号を待つ犬。家具屋さんのショーウィンドウに、ものすごく精巧なハスキー犬の置物があると思ったら本物でした。高そうなカーペットの上に伏せています。ドイツの犬たちは皆、とても大切にされているのが分かりました。

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マイスターハウス

ドイツ旅行記 11

バウハウスの指導者たちが暮らした家を見ることができます。校舎からは歩いて10分弱、広々とした敷地に建てられた年代の異なる4軒が並んでいます。そのうち3軒は2つの棟が組み合わさっているので、住める空間としては7つです。

いずれの家も、バウハウスの思想の体現として、真骨頂として、心血注いで作ったのだろうなと感じさせる強さがありました。また、多くのアイデアの実践の場として、それぞれの家には実験的なデザインが多く施されていました。そしてそれらは、表現から構成、構成から思想へと、年代を追うごとにより上位の概念での実験になっていったように見えました。古い方の家は、空間のあらゆる部分をまるで色面構成のように扱っています。視界に入る部分も全体も、フレーミングによって三次元と二次元と行き来するのです。そして最も新しい家は、もはや空気と光の塊の組み合わせのようでした。「平面のコンポジションはこれで十分なのです」と言わんばかりの微妙に異なるテクスチャが壁に施されています。
ちなみに、訪れた時は3軒目のみ見学不可でした。通りかかると、中では人が暮らしているようです。何かの実験なのか、それとも現役の先生が普通に暮らしているのでしょうか・・。

と不思議に思っていたら、帰国後、毎年ドイツを訪れている方とお話しする機会があり、3件目のマイスターハウスには宿泊ができると聞きました。いつか家族皆で泊まってみたいものです。

畔柳

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