年鑑 日本のパッケージデザイン2023 掲載
ブランディングデザインを担当させていただいている乾燥野菜ブランド OYAOYAさまのパッケージが、日本パッケージデザイン大賞のVI・BI部門で入選し「年鑑 日本のパッケージデザイン2023」に掲載いただきました。
おそらく全プロダクトの写真がこの本のために撮り下ろされており、デザインもとても素敵で、発行元の熱量を感じる一冊です。
興味ある方は是非見ていただきたいです。
審査員の西村雅信先生が「野菜は、不幸だ。」から始まる、ハッとするコメントを寄せてくださいました。
OYAOYAは規格外野菜を使用するところからスタートしたこともあり、農家さん側での選定含めた出荷前の野菜のことばかり考えていましたが、よく考えたら店頭に並んでからも比べられて、選ばれたり選ばれなかったりしているのだなと教えていただきました。
お肉やお魚はグラム数で値段が変わったりしますが、野菜と果物は裸一貫のストロングスタイル。あって透明な袋とワンポイントのシール程度でしょうか。幾十ものパッケージの衣を身に纏っている加工品たちと比べると、随分不憫に感じます。
食べるのが大好きな私にとってはとてもありがたいことに、食品のパッケージデザインの仕事がしばらく続きます。
お手伝いさせていただいているOYAOYAや、この本に掲載されている素晴らしいパッケージデザインの商品たちを通じて勉強させていただき、より良い「パッケージとは何か」を私も考えていこうと思います。
畔柳
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