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ソーセージ

京都の紫竹にとても美味しいソーセージ屋さんがあります。お店のご主人は、若い頃に画家を志してヨーロッパに渡り、そこでソーセージの美味しさに感動してソーセージ作りを学んでこられた方だそうです。
大学の先輩の一人に、ずっと映像作家としてドキュメンタリー映像を制作していた方がいます。ある時ベルリンで行われたドキュメンタリー映画祭で言語聴覚士の存在を知り衝撃を受け、帰国してから学校で学んで資格を取りました。今は言語聴覚士として働いています。
こんな風に運命的に自分の天職に出会った人の話を聞くと、鳥肌が立ちます。自分の進むべき道に気づくまでのプロセスは様々ですが、それまでやってきたことをチャラにするような方向転換をして新たな道へ進んだ人には、強烈なモチベーションがあるだろうと思います。

それまでやってきたことを辞めるのは難しいです。「せっかく頑張ったし」「時間もお金もかけてしまったし」と、人の思考には過去を正当化するバイアスがかかってしまいます。’変化’や’刷新’はデザインの仕事に最も求められることですが、それを受け入れてもらうにはいつも苦戦します。

思い切った変化の先にある、とても美味しいソーセージを、クライアントさんに味わってもらえたらいいのですが。
ちゃちゃちゃん!

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下関 豊浦

山口県下関市にある豊浦町に行きました。
種田山頭火をはじめとした芸術家に愛される海も山もある自然豊かな町です。
瓦そばが有名な川棚温泉街もあり休みにゆっくりするにはぴったりの場所です。
他にも国登録有形文化財の玉椿旅館さんや、隈研吾さんが設計した「川棚の杜」があったりと、自然だけでなく文化的な場所も点在しており興味深い場所です。来年も行きたいと思いました。

国指定天然記念物の「川棚クスの森」には樹齢1000年以上といわれる楠があります。昔来た時より元気がないようにも見えましたが高さ30mほどあり迫力満点でした。また来年くる時にも健康でいて欲しいなと思います。巨木を見るとちょっと元気になれます。

牛小屋もあります。
全部で10頭ほどいました。

所々で石に縄を巻いたものが道端に建てられていました。
お地蔵様みたいなものなのでしょうか。

写真を撮りたくなる風景がたくさんある場所でした。

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映像制作の機材

映像制作には色々な機材が必要です。
弊社はキャノンさんとパナソニックさんのカメラを使用しているのですが
今まで数々の誘惑がありました。

そして昨今、軽くて画質も綺麗なフルサイズミラーレス一眼と、blackmagicdesignさんによって比較的安価なシネマカメラが世に出てきました。
何で撮るかよりも何を撮るかの方が重要だと思っているのですが、
こうも色々とより優れた様に見える機材がどんどん出てくるとやはり気になってしまいます。工芸を撮影させていただく機会が多いので、繊細な職人仕事をより美しくおさめたいなと考えてるといつの間にか新しいカメラのことをつい考えてしまいます。いわゆるカメラ沼というやつかもしれません。

また機材をアップデートしたらブログで紹介します。

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神戸 王子動物園

神戸の王子動物園に行ってきました。
急に暑くなったからか動物たちもぐったりしていました。

勝手に屋号(ポーラーデザイン)に使わせてもらっている白くま(ポーラーベア)にも挨拶しました。

屋号のポーラーデザインは代表がよく白くまに似ていると言われるからつけたというのもあるのですが、
【polar:極地の、対極の】
という意味があり、特定の表現やスタイルに拘らずクライアントの目的に適した提案をする、という弊社のデザインに対する姿勢を表しています。
ネーミングも含めたコンセプト立案からブランディングデザインは始まります。
また弊社の名刺や封筒も追々ご紹介していこうと思います。

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コーヒーマシーン

賀茂川(京都、鴨川の上流)沿いにセブンイレブンができ、「いいぞ」と思いました。コーヒーを片手に河川敷をぶらつくのは最高です。

そのセブンイレブンのコーヒーマシーンが、ついに自動でメニューを読み取るようになりました。よかった。これでセブンのコーヒーに平和が訪れます。

セブンイレブンのコーヒーマシーンと言えば、操作がわかりにくく、カップのサイズや温冷を説明するメモが各店舗で独自に貼り付けられ、元のビジュアルデザインが全く機能していませんでした。ゴテゴテにテプラやメモが貼り付けられたコーヒーマシーンを見るたび、自分がこのコーヒーマシーンのデザイナーだったら悲しいだろうなと思うと同時に、これこそがデザインの典型的なミスだなあと戒めのように感じていました。そして少し前には、100円のカップを購入したのに故意に150円のラテのボタンを押していたという罪で中年男性が逮捕される事件もありました。セブンのコーヒーマシーンは、そもそも操作を間違う可能性があり、さらに不正行為も可能にしてしまうという大問題を抱えていました。
そこに、新型コーヒーマシーンの登場です。カップをマシーンに入れると、カップの種類から自動でメニューが読み取られ、ユーザーはタッチパネル上の唯一のボタンに触れるだけでOKです。ボタン周辺のビジュアルデザインを変えるとか、店員さんが注意喚起するだとかの情報伝達のデザインではなく、購買の手順そのもののデザインが改善されています。つまり、表面的なデザインの改善ではなく、ひとつ上位の概念で問題が解決されているのです。
これこそが良いデザインのアプローチだなあと思いました。

しかし、どうしてメニューを読み取ると同時に注ぎ始めず、ユーザーのタッチパネル操作を要するのかは少し不思議です。勝手に注ぎ始めると何か問題があるのかな、、きっとあるのでしょう。誰かに聞いてみたいです。

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